エマ続き

一方、
エマと行き違いになったウィリアムは、
ケリーの友人であるアルから
エマの生い立ちについて聞かされる。
───エマ

エマは、
生まれて間も無く両親を喪い孤児になっており、
ヨークシャー州の貧しい漁村で
叔父夫婦とともに暮らしていた。
───エマ

ある日人さらいにロンドンへ連れてこられ、
娼館に売られそうになったが、
一瞬の隙をついて逃げ出した。
───エマ

以降数年間、
ロンドンの路上で花売りとして
生活する日々を過ごす。
───エマ

12、3歳の頃
ガヴァネスを引退していたケリーに引き取られ、
メイドとしての教育を受けたのだった。
───エマ

また、
ケリーはエマの性格を愛し、
メイドとしての教育以上の
フランス語や文学の基礎なども教えていた。
───エマ

エマと出会えず帰宅したウィリアムは、
ハキムからエマが自分と別れると決意したと聞かされ、
キングスクロス駅まで追いかけるが、
既に列車は発車した後であった。
───エマ

故郷へと向かう汽車の中で偶然同席した、
ドイツ系の貿易商メルダース家の
ハウスメイドであるターシャの薦めにより、
エマはハワースのメルダース家で
ハウスメイドとして勤めることとなる。
───エマ

そこで彼女はメイド長アデーレに仕事振りを評価され、
彼女の推薦により、
メルダース夫人ドロテアの身の回りの世話要員として
主人夫妻と共に再びロンドンへ赴くこととなる。
───エマ
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