エマ続きA

ハワースでも交際があった友人、
ミセス・トロロープとロンドンで再会したドロテアは、
彼女が息子の婚約発表のパーティーへ出席するのに
同行者を探していることを知り、
エマをハウスメイドよりも上級の使用人である
侍女=レディースメイドとして同行させることを提案した。
───エマ

実はミセス・トロロープの本名はオーレリア・ジョーンズ。
───エマ

彼女はウィリアムの父、リチャード・ジョーンズの妻であり、
ウィリアムたち兄弟の母親である。
───エマ

婚約した息子と言うのはウィリアムのことであり、
エマを失ったウィリアムは
「階級がそれほど大事というなら、
一生その上流階級として生き、
誰もが認める上流階級の体現者になったら
死ぬ時に全部捨てて死んでやる」
と決意し、
そのために妹のグレイスの友人である貴族の令嬢、
エレノアと婚約したのであった。
───エマ

事情を知らぬまま、
オーレリアの付き添いとしてパーティーへ出席したエマは
ウィリアムと思わぬ再会を果たす。
───エマ

ショックでその場に崩れ落ちたエマが
休む部屋を訪れたウィリアムは、
彼女をしっかりと抱きしめるのであった。
───エマ

こうしてお互いの想いを確認し、
固い絆で結ばれあった二人だが、
厳格なる上流社会と平民との格差は、
この絆を試すかのように更なる試練を課していくのである…。
───エマ
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